ゼラニウム

 ゼラニウムは、天竺葵とも呼ばれフウロソウ科ペラルゴニウム属の多年草です。

 ペラルゴニウム属は、フウロソウ科に属する植物で南アフリカを中心に約280種が知られています。

 ギリシャ語で「コウノトリ」を意味する「pelargonium」が語源で、果実がコウノトリのくちばしに似ていることに由来します。

 現在のペラルゴニウム属に分類される以前は、リンネによってゲラニウム属に分類されていました。

 その名残で、今でも「ゼラニウム」と呼ばれています。

 和名は、ナツザキテンジクアオイ(夏咲天竺葵)が呼称です。

 原産地は南アフリカで、成長すると高さは30から50センチメートルに達します。

 観賞用として広く親しまれていて、世界各地で栽培されています。

 ゼラニウムの魅力の一つは、品種によって異なる香りを楽しめることです。

 薔薇のような香りからリンゴを思わせる香りまで、様々な種類が存在しています。

 常緑の葉は羽状または手のひら状で、花の色やかたちの種類は豊富です。

 葉に白や黄色の斑が入る品種や、モミジに似た葉をもつ品種もあります。

 一部の品種は、多肉質な茎を持っています。

 やや多肉質の茎をもち、乾燥には強い反面、過湿には弱いです。

 四季咲き性で、温度が適していれば一年中開花します。

 花は、一重咲きから八重咲きまでさまざまです。

 星形やカップ状の小花がボール状に多数集まって、長い花茎の先端につきます。

 小柄な草姿で花つきがよいので、コンテナ寄せ植えやガーデンに利用されます。

 花付きを良くするためには、日光にしっかりと当てることが大切です。

 開花時期は早春と晩秋で、4月から6月にかけてと9月から11月の期間です。

 そのため、暖かくなってきた早春の爽やかな日や、涼しくなってきた秋の穏やかな日に鮮やかな花々を楽しめます。

 ゼラニウムの花は、3日〜7日程度、花持ちします。

 涼しい気候を好みますので、長持ちさせたい場合は涼しい場所に飾るのがおすすめです。

 また、水替えや切り戻しなど、日々の手入れも長持ちさせるのには重要になってきます。

 寒さには弱いため、冬は霜を避けて管理できる場所が理想です。

 室内に取り込む場合は、日当たりの良い窓辺に置くか、ときどき外に出して日に当ててあげましょう。

 花言葉は、「真の友情」「信頼」「尊敬」などです。

 「真の友情」「信頼」は、ゼラニウムの花が真ん中に集まって咲いているように見えることからきています。

 仲の良い友達が集まっている姿、に見えたのではないでしょうか。

 「尊敬」は、虫が嫌う香りを放ち魔除けに使われたことに由来します。

 嗅いでいるだけで幸せな気分になり、自然と前向きに元気になれる香りです。

251114152833079ゼラニウム

科・属  フクロソウ科
     ペラルゴニウム属
学名   pelargonium
英名   geranium
和名   ゼラニウム、
別名   ナツザキテンジクアオイ、
     夏咲天竺葵
原産地  南アフリカ
花期   早春と晩秋

散歩

前の記事

マロニエ
散歩

次の記事

バラNew!!