スタジオセディック庄内オープンセットは、山形県鶴岡市にあり日本一の広さを誇っています。
スタジオセディック庄内オープンセット
山形県鶴岡市羽黒町 川代東増川山 102
オープンセットとは、映画撮影のために使われたセットをそのまま保存・公開している撮影所のことです。
敷地面積は広大で88万平米あり、大自然の中に宿場町、漁村、農村、山間集落なのエリアが点在しています。
土地建物の保有者は、映画製作会社セディックインターナショナルです。
以前の管理・運営は、地元企業の出資で作られた庄内映画村株式会社が行っていました。
しかし諸般の事情により、2014年から運営者がエムアンドエヌシーオー株式会社(M&N CO)へ変わりました。
そして関連機関は、庄内映画村資料館は2019年閉館、庄内映画村株式会社は2022年閉鎖となっています。
M&N COの目的は、ロケプロデュースと庄内オープンセットやシネマスクールの運営などがです。
映画『おしん』のおしんの生家や、アカデミー賞受賞映画『おくりびと』に登場した銭湯の建物などもあります。
これまでに『るろうに剣心』や『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、40作品以上の映画やドラマの舞台になりました。
ほかにも、数多くの映画やドラマの撮影に使用され、作品を彷彿させるいくつものセットが見れます。
撮影された作品の写真パネルの展示や、貸衣装、ダンボール迷路、大太鼓、矢場などです。
また、近年はコスプレイベントの開催地としても人気があります。
庄内オープンセットは、今年は2025年4月26日から営業を開始しています。
ただし、営業期間は状況により変更されることがあるそうです。
公式サイトやXで、最新情報を確認が必要です。
園内には、撮影作品の写真展示や段ボール迷路、大太鼓、矢場などがあります。
貸衣装もあり、事前に申請すれば特定の場所でコスプレ撮影が可能です。
全長2kmの広大な敷地内の移動には、周遊バス(500円)が便利です。
撮影のために、園内は舗装されていない場所もあります。
そのため、歩きやすい靴で行くことがおすすめです。
ペット同伴での園内への立ち入りは可能ですが、セット内部への侵入や周遊バスへの乗車はできません。
なお、排せつ物は必ず持ち帰る必要があります。
アクセスは、JR東日本羽越本線鶴岡駅より約20kmです。
自動車なら、山形道庄内あさひICより約18km、鶴岡ICより約21km、日本海東北道鶴岡西ICより約24kmです。
山形 スタジオセディック庄内オープンセット(外部リンク)
るろうに剣心 京都大火編 ロケ地(庄内オープンセット)に行ってきた!(外部リンク)