シロタエギク

 シロタエギク(白妙菊)は、キク科セネシオ属(キオン属)の常緑多年草です。

 銀白色の葉が特徴で、葉の表面には白い産毛が生えて乾燥から身を守っています。

 この白い毛が、人々に美しいシルバーリーフとして愛されている理由の一つです。

 太陽光を反射し、日焼け止めのような役割で葉の温度が上がりすぎるのを防いでいます。

 株全体が白く見えますが、株が古くなると葉の毛が落ち緑色になります。

 白妙とは、こうぞなどの繊維でつくられた白い布や白い色のことです。

 黄色い花が菊に似ていることと、葉や茎が白い毛で覆われていることから白妙菊の名がつきました。

 また、英名の「ダスティーミラー」で呼ばれることも少なくありません。

 「粉をかぶった粉ひき」という意味で、シロタエギクの葉の粉をかぶったような姿から連想されます。

 原産地は、南ヨーロッパの地中海の海岸地帯です。

 現在では、ヨーロッパの広い範囲と北米・オセアニアなどに帰化しています。

 一般的にシロタエギクと呼ばれるのは、セネシオ・シネラリアという種類です。

 品種によって、葉の切れ込みの深さや形に違いがあります。

 シルバーリーフは美しく、年間を通して葉を観賞できます。

 セネシオ・シネラリアは、耐寒性が強くしかも丈夫です。

 草丈は20〜60cmほどになり、6〜7月の初夏に黄色い花を咲かせます。

 黄色い頭花の周辺には舌状花があり、中心には筒状花があります。

 白銀の葉は合わせる色を選ばず、花壇や寄せ植え向きの植物です。

 白い葉は雪のようなイメージがあり、ふわふわの質感には温かみがあります。

 冬の花壇の演出には、ポインセチア、シクラメン、ハボタンなどと一緒に植えましょう。

 パンジーやビオラなども耐寒性が強いので、一緒に植えるのもおすすめです。

 シロタエギクを添えることで、花壇の雰囲気がより明るくなるでしょう。

 花言葉は、「あなたを支える」「穏やか」「高潔」などです。

 「あなたを支える」は、 ガーデニングで他の花を引き立てる役割から来ています。

 「穏やか」は、 柔らかなシルバーの葉の見た目から名付けられました。

 「高潔」は、清らかで純粋な白色の葉に由来し高貴さや品位を象徴します。

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科・属  キク科セネシオ属(キオン属)
学名   Senecio cineraria
英名   Dusty miller
和名   シロタエギク、白妙菊
別名   ダスティーミラー、
     セネシオ・シネラリア、
     セネキオ・キネラリア
原産地  地中海沿岸
花期   6月〜7月

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