オオベンケイソウ

 オオベンケイソウ(大弁慶草)は、ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草です。

 東アジア原産の帰化植物で、葉は葉は多肉質で対生で3枚輪生します。

 日本には、明治中期に渡来しました。

 その丈夫さや繁殖力の強さから、弁慶の名前がつけられました。

 茎を切ってしばらく放置しても枯れず、土に挿すと根付く様子が武蔵坊弁慶の強さに例えられました。

 夏から秋に、小さな赤紫やピンクの花をたくさんつけた花序を秋に咲かせます。

 花は茎の頂点に咲かせ、よく目立ち花つきも良好です。

 葉は多肉質で、葉縁のギザギザが特徴です。

 全体が、粉が吹いたように薄っすら白くみえます。

 毎年地下茎で増え、横に広がります。

 冬の間は、地上部は枯れる宿根草です。

 手入れが簡単で、丈夫な性質を持っています。

 一般に、その頑丈さから外で育てられます。

 水はけの良い土壌と、日向から半日陰までの環境で繁栄します。

 一日に少なくとも6時間の、無遮蔽光のある日向下で最もよく育ちます。

 日当たりのよい場所を好みますが、乾燥に強いです。

 温度変化に対する耐性が高く、-30℃の寒さから38℃の暑さまで耐えることができます。

 この広い温度耐性により、多様な環境での栽培に適しています。

 ただし、過冷却になるとしおたり落葉したりすることがあります。

 過冷却を防ぐためにはマルチを施し、霜からの保護を行ってください。

 過熱になったときは、葉焼けや成長の停止を引き起こすことがあります。

 過熱の場合は十分に水やりを行い、日陰を提供してください。

 洋風の庭に合いますが、和風や自然風の庭にはあまり合いません。

 花壇や鉢植えに向いていて、やや背の高いグランドカバーにも使えます。

 満足な雨が少ない時に繁茂し、岩の庭や乾燥した景観設計に最適です。

 横によく広がりますので、寄せ植えには向いていません。

 広がりすぎたら、株分けや挿し芽で更新します。

 株分けの適期は落葉期で、挿し芽は生育期ならいつでも可能です。

 花言葉は、「やさしい心」「穏やか」「忍耐力」「家族愛」などです。

 「やさしい心」「穏やか」は、オオベンケイソウの優しい色合いの花や、繊細な佇まいからつけられたと考えられます。

 「忍耐力」「家族愛」は、どんな環境にも順応し厳しい条件下でも美しく咲き続ける姿が、忍耐力や家族愛を表現しています。

IMG 2025 10 19 06 58 39 942オオベンケイソウ

科・属  ベンケイソウ科
     ムラサキベンケイソウ属
学名   Hylotelephium spectabile
英名   Showy stonecrop
和名   オオベンケイソウ、
     大弁慶草
別名   ベンケイソウ
原産地  東アジア
花期   9月~10月

散歩

前の記事

イタリアンアスター
散歩

次の記事

ピラカンサ