イトバハルシャギク

 イトバハルシャギク(糸葉春車菊)は、キク科ハルシャギク属の多年草です。

 イトバハルシャギクは、ハルシャギクの仲間の中でもやや早咲きです。

 コスモスを小さくしたような花で、北アメリカを中心に80~100種があると言われます。

 細く糸状の葉が株全体をふんわりと覆い、その上にコスモスに似た一重の花を多数咲かせます。

 日本の平地や暖かい地域では、5月下旬から6月いっぱいが最も花が多い時期です。

 涼しい地域や標高が高い場所では、やや遅れて6月から初夏にかけてが見やすい時期になります。

 花色はレモンイエローなどの単色が多く、群れ咲きすると明るい黄色の雲のような印象です。

 次々と蕾をつけて咲くタイプで、1輪1輪の寿命は短くても全体としては1〜2か月程度は花を楽しめます。

 こぼれ種でも増えやすく、条件がよいと春の終わりから初夏まで長く咲いているように見えることもあります。

 草丈は、およそ30〜60cmほどです。

 耐寒性と耐暑性が比較的強く、乾燥にもよく耐えます。

 育てる基本は、よく日の当たる場所が適しているようです。

 日向で育てると株が締まり、花付きもよくなります。

 庭植えの場合は、日当たりが良くて水はけの良い場所が理想です。

 真夏に西日が長く当たる場所は、株が弱りやすいので避けた方が安心です。

 鉢植えなら、春と秋は日当たりの良い場所、夏は半日陰が適していると言われます。

 ナチュラルガーデン、ボーダー花壇、宿根草の混植植栽でよく用いられます。

 細い葉と柔らかな花姿のため、他の多年草や草花と合わせやすいです。

 群植すると、より魅力が引き立つとされます。

 なお、イトバハルシャギクは現在「特定外来生物」に指定されています。

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号)、による指定です。

 一般家庭を含めて、栽培、運搬、販売などが禁止されているようです。

 詳しいルールは、お住まいの地域の自治体サイトと環境省の外来生物関連ページで確認してください。

 この写真は、散歩の途中で道端で見かけたものです。

 花言葉は、「いつも陽気」「一目惚れ」などです。

 「いつも陽気」は、太陽のように明るい黄色で、群れて咲いて景色をぱっと華やかにする様子から来ています。

 「一目惚れ」は、一度見たら忘れられないくっきりした色合いと、花畑として見たときのインパクトが由来です。

260705052637639イトバハルシャギク

科・属  キク科ハルシャギク属
     コレオプシス属
学名   Coreopsis verticillate
     (engei.net)
英名   Threadleaf coreopsis
和名   イトバハルシャギク、糸葉波斯菊
別名   コレオプシス、コレオプシス・
     アメリカンドリーム
原産地  北アメリカ、特に北米東部原産
花期   主に6月から9月頃まで

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