みちのく伊達政宗歴史館は、宮城県宮城郡松島町にある歴史博物館です。
みちのく伊達政宗歴史館
宮城県宮城郡松島町松島普賢堂13−13
戦国時代の英雄、伊達政宗の生涯を伝えています。
伊達政宗は、出羽国(山形県)と陸奥国(宮城県・福島県)の武将です。
伊達氏の第17代当主で、近世大名としては、仙台藩(宮城県・岩手県南部)の初代藩主です。
仙台藩は、江戸時代から明治初期にかけて陸奥国仙台城に藩庁を置いていました。
外様大名の伊達本家が治めた藩で、伊達藩と呼ばれることもあります。
伊達本家は、大広間詰国持大名です。
代々、徳川将軍家より松平姓を許され、歴代藩主のほぼ全員に陸奥守の官位が与えられました。
表高は62万石で、現在の宮城県全域、岩手県南部、福島県新地町を治めていました。
直属家臣は約7000人で、陪臣をあわせて2万数千から3万の兵力を擁しました。
領内の産出米は江戸の食料を支え、干しアワビやフカヒレは長崎俵物として外貨を稼ぎました。
政宗は1567年まれで、幼名を御幣(梵天丸)といい疱瘡(天然痘)を患い右目を失い隻眼でした。
1577年に元服して、伊達藤次郎政宗と名付けられました。
政宗という名は、伊達家中興の祖の第9代当主・大膳大夫政宗にあやかって名づけたものです。
この大膳大夫政宗と区別するために、藤次郎政宗と呼ぶことも多いです。
梵天丸はこの諱を固辞しましたが、父・輝宗より強いて命ぜられました。
1579年に政宗が13歳のとき、当時11歳の清顕の娘の愛姫を正室に迎えました。
1581年に、隣接する戦国大名の相馬氏との合戦で、伊具郡に出陣して初陣を飾りました。
歴史館では、波乱に満ちた政宗の生涯を等身大のろう人形200余体で25の名場面を再現しています。
1945年の仙台空襲によって焼失した瑞鳳殿を発掘調査したところ、政宗の遺骨が発見されました。
瑞鳳殿は、政宗公が眠っている霊屋です。
この発見を基に復元された政宗公の顔と、コンピューターによって再現された声を体感できます。
甲冑制作職人が手掛ける、政宗公の甲冑「黒漆五枚胴具足」を実際に着用体験できます。
なお、これには事前の予約は必要で、別途料金はかかります。
他にも、太宰治、棟方志功、宮沢賢治、野口英世らなど、東北が生んだ偉人45名のロウ人形を展示しています。
併設の「松島かき小屋 MATSU」では、焼き牡蠣の食べ放題や肉厚の牛タンをはじめ、宮城ならではの郷土グルメが楽しめます。
ずんだもちやパフェが楽しめる喫茶スペース「伊達かふぇ」は、松島散策の休憩にぴったりです。
営業時間は9:00~17:00で、最終入館は閉館の30分前までです。
休館日はなく、年中無休です。
アクセスは、JR東日本仙石線松島海岸駅から徒歩で約8分です。
自動車なら、三陸自動車道松島海岸ICから約10分です。
みちのく伊達政宗歴史館in松島(外部リンク)
【漫画】伊達政宗の生涯~激動すぎる70年間~【日本史マンガ動画】(外部リンク)